仮想化ソリューション
SI技術と個々の製品に特化したノウハウで細やかなソリューションを提供
仮想化は多くの有効性を享受できることが広く知られるようになり、すでに1つの形態として定着しつつあるITインフラですが、導入のためにはSI技術と個々の製品に特化したノウハウが必要となります。
日本データーでは早くから仮想化技術に注力して取り組み、エンドユーザー様へのご提案および環境構築を通してさまざまな実績を積み上げるとともに、技術者の育成を続けています。そのため従来型の物理サーバー・SAN(Storage Area Network)・共有ストレージといった3層構成の環境から、SDS(Software Defined Storage:ストレージの管理をソフトウェアによって行う手法)を用いたハイパーコンバージドの環境への対応、ならびに仮想化を構成する個別のプロダクトにあわせた細やかなソリューションを提供できます。
耐障害性の強化や集約によるコストメリットの享受
IoTの発展やビッグデータの解析・分析等、企業が扱うデータはますます大規模になり、さらに、AI技術の駆使やDXの推進によりサーバーには高い処理性能が要求されるようになってきています。しかし、その一方で、システム運営にかかるコストは大きな削減が求められています。
仮想化技術を利用することで、リソースの効率的な利用および可用性の向上を達成しつつも、省スペース・省エネルギーによる維持コストの削減を実現することが可能です。
仮想化の手法には、ホスト型・ハイパーバイザー型・コンテナ型があります。その中でも、日本データーはハイパーバイザー型およびコンテナ型での導入を得意としており、「Hyper-V」や「vSphere ESXi」「Docker」といったプロダクトを主に使用しております。
この仮想化基盤上に新たな仮想マシンとしてサーバーを構築することや、既存サーバーをP2V作業により仮想基盤上に展開することなどの移行作業にも対応可能ですので、ご要望に最適なソリューションをご提供します。
VDI or SBC 最適なデスクトップの提供にあたって
デスクトップ仮想化にあたっては、次の両者の比較となりがちです。
・自由度は高いがコスト高になりがちなVDI
・集約度が高められコストメリットは出しやすいものの利用者の自由度は低いSBC
日本データーでは、SBC方式はMicrosoft製品で「リモートデスクトップサービス」を用いた実装、VDI方式は「VMWare HorizonView」を用いた実装を多く行ってきましたが、双方にメリット、デメリットが存在しますので、現在および将来の利用をどのように位置づけるかを一緒に検討させていただいた上で、導入のサポートをいたします。
また、特に自治体様では強靭化の観点からネットワーク分離が標準となり、LGWAN系からインターネット系の仮想デスクトップや仮想ブラウザに接続して業務を行うような構成を時に見受けます。このような構成においてはネットワーク分離だけでなく、認証やファイルの無害化といった強靭化で要求される各種の事項についてもトータルでご提案します。
複雑化するインフラをシンプルに
仮想化においては、運用性、可用性の向上を目的とした様々な機能があります。これを実装するために3層構成での導入が進みましたが、一方で構成が複雑になることにより、新たな課題が顕在化してきました。
この問題をSDS(Software Defined Storage)によって解決したのがハイパーコンバージドです。3層構成と比較して全ての面で優位性があるわけではないですが、ハードウェア構成のシンプルさは、ハイパーコンバージドの大きなメリットの1つです。日本データーはNutanixを自社環境に導入しており、自社で培ったノウハウを活かしてお客様への導入を行います。