インタビュー Interview
※2024年12月公開。所属・役職名等は取材当時のものです
中途採用/正社員
選んだ道を正解にする
2015年入社 公共福祉事業本部 副課長
H.Nさん
千葉県出身。美容専門学校を卒業後、美容業界へ就職。2015年、子どもが小学校へ入学するタイミングで、日本データーに入社。エリア職として公共福祉事業本部の事務を担当しながらリーダーや責任者を経験。2019年に正社員となり総合職の管理責任者として複数サイトの管理や新規サイトの立ち上げなどを行う。
家庭と仕事の両立を求め、異業種から転職
美容業界という全くの異業種からの転職で日本データーに入社しました。子どもがまだ小学生だったため、職場が自宅に近いことや、遅い時間帯の勤務がなく、土・日・祝日はしっかり休める環境で働きたいと思ったことが転職の動機でした。
採用面接では、担当された女性管理者がとても魅力的な方で、優しく私の話に耳を傾けてくれたのが印象的でした。「このような人と一緒に働きたい」という気持ちになりましたし、女性が活躍できる会社というイメージを持ったことも、転職を決めた理由です。
エリア職(特定の地域限定で勤務する働き方)として採用され、公共福祉事業本部で介護保険の窓口や電話応対、事務全般を担当しました。
介護保険の仕事は初めてで不安もありましたが、前向きに頑張れたのは同僚や上司など、周りの人々の理解や協力があってこそのことだったと感謝しています。日本データーには、社員同士がお互いに助け合いささえあう文化があります。女性社員が多いので、子どもを持つ社員どうしで、情報交換や時には悩み相談などをすることもあります。
エリア職から7年で副課長に昇進
入社2年目には5〜6人のグループのリーダーに。同年、ポストに空きが出て、管理責任者の推薦により総括責任者に就任しました。いきなり20人程度のサイト※を任されることになったのです。
その後も5年目に正社員に登用いただき主任に、翌年には係長、7年目からは副課長と順調に昇進しました 。
もちろん、働き方は人それぞれです。特に小さい子どもがいたり、その他にもいろいろな事情があったりで、必ずしも昇進を望まない社員もいます。ただ、日本データーは、学歴や過去の経歴にかかわらず、やる気のある人にはどんどんチャンスを与えてくれる会社です。
私も総括責任者を任された時は、「自分にできるのだろうか」と心配でしたが、相談に乗ってくれる上司にも、協力してくれる同僚にも恵まれ、新しい役割を経験してみたいと思えるようになりました。
※自治体などの業務を行うために日本データーで構成する部署
手順を見直すことで、処理待ち件数300件から0件に!
現在は公共福祉事業本部で管理責任者として、マネジメント管理の仕事をしています。千葉と東京併せて6つのサイト を担当しており、顧客先である自治体と業務内容についての打ち合わせを行ったり、業務効率化のご提案をさせていただいたりすることが主な仕事です。
一つ例を挙げます。ある自治体の介護保険業務の受託が決まりましたが、業務を引き継いだ際には事務処理待ち300件が常態化していました。それを、処理の手順や人員体制を見直すことによって、ほぼ0件まで減らすことができました。どの自治体でも介護認定調査の日程調整の処理は滞りがちなので、この効率化の成功は意義が大きかったと思います。
リーダーや管理者に大切な資質は柔軟性
人材の育成 にも力を入れています。
私は、入社以来多くの上長と関わらせていただき、仕事振りを間近で見る機会に恵まれました。顧客対応、従事者との向き合い方、資料作成に至るまで、大変多くを学ばせていただきました。
人材を育てる立場となった今、私自身がたくさんの上長から学んだことをしっかり伝えていきたいと思っています。
その私が、自分自身の仕事に対する姿勢としても、人材育成の上でも大切にしているのが「柔軟性」です。
自治体職員の方、責任者、従事者…といろいろな立場の人が働く現場では、コミュニケーションが重要です。コミュニケーションがうまくいっていないと、行き違いや誤解などさまざまな問題が生じます。
そうならないためには、自分の考えだけにとらわれず、他の人の考えに耳を傾け理解する柔軟な姿勢が大事なのです。柔軟性を持った良いリーダーが統括するサイトはコミュニケーションがうまく取れていて安定し、仕事の効率もアップします。また、定着率も上がり、職場の雰囲気も良くなるものです。
「選んだ道を正解にする」
この言葉が好きです。
美容業界からの転職、エリア職から総括責任者へのチャレンジという選択。また現在は判断を任されることも多い立場ですが、いったん選んだら、あとは迷ったり後悔したりせず、選んだ道をどう進むかという前向きなマインドを持ち続けるようにしています。そのような前向きなマインドが自分を成長させてくれていると思うのです。
公共福祉事業本部は今、規模が拡大しています。現在は介護保険関連の仕事が中心ですが、今後は、税金や健康保険など他の分野の知識も習得し、さらに経験を積んでいきたいと考えています。
前向きに仕事に取り組める人には成長できるチャンスは無限大です。ぜひ日本データーで一緒に働きましょう。
公共福祉事業
H.Nさんのキャリアパス
中途採用/正社員
エリア職からスタートし、グループリーダー、総括責任者、係長を経験したのち、7年で副課長に昇進。現在は管理責任者としてマネジメント管理を行い、人材育成にも力を入れている。
入社
2015年
公共福祉事業本部/エリア職
新規立ち上げサイトに配属。職員様から業務を引き継ぎ、介護保険事務に関する窓口・電話・事務作業全般を経験。
2年目
公共福祉事業本部/エリア職 グループリーダー/総括責任者
業務リーダーを経て、総括責任者を担う。その後他サイトや、立ち上げサイト支援として副総括責任者も経験する。
5年目
正社員に登用
公共福祉事業本部/総合職 主任
現場経験を活かし、複数サイトの管理責任者を担当。
6年目
公共福祉事業本部/総合職 係長
複数サイトの管理責任者を担当しながら、新規立ち上げサイトに関わる。
7年目
公共福祉事業本部/総合職 副課長
業務効率化の提案やインシデント予防対策の立案、リーダーの育成に力を入れる。
オフの日の過ごし方
自分のために使う時間が増えました。
今までは、子どもたちの部活の応援三昧でしたが、その子どもたちも高校生になり、私も部活応援を卒業。最近は自分のために使う時間が増えました。ヨガやピラティスに通ったり、美味しいものを食べに出かけたり。また、野球やサッカー、バレーボールなど、趣味のスポーツ観戦も楽しんでいます。