従業員がやりがいを感じられる環境作り

ITインフラを中心とした業務に携わっており、大手システムインテグレーターやメーカーが抱える案件に、最適なご提案をするのが私の仕事です。プロジェクト全体を当社で支援することもあれば、一部の業務に対し技術者を提案させていただくこともあり、案件によってさまざまな関わり方があります。
また管理職として、従業員一人ひとりがやりがいや成長を感じられる環境に整えることも大切な業務のひとつです。私のグループには、現在50名ほどが在籍しておりますが、コミュニケーションツールを活用することで、気軽にコンタクトが取れる環境にしております。また、定期的な対話を通じて、各人が望むキャリアパスをヒアリングし、会社や部門のミッションともすり合わせながら、個人にとっても会社にとっても満足感のある働き方となるよう努めています。

上司のアドバイスで仕事の取り組み方が変化

仕事をする上で最も大切にしているのは、周りへの感謝を忘れないことです。入社前はIT関連企業で技術者、営業職として働いており、案件を抱え込んで昼夜問わず業務に取り組む日々を送っていました。しかし日本データーに入社し、上司から「休日を大切にしたほうがいい」「もっと周りに頼れ」と教えられ、実践していく中でプロジェクト全体のパフォーマンスも上がることに気づかされました。一人では成し得ないことも、チームや組織を通して実現できることがたくさんある。そう自然と思えたことは、私にとってかけがえのない出来事でした。
周りへの感謝には「信頼」も含まれており、すべてを事細かく指示するのではなく、まずはラフな感覚でメンバーにお願いし、状況を鑑みて次の一手を打つ、そのようなやり方で仕事を進めています。そうすることで、お互いに気づきや成長を感じられる事が多くなり、組織力が向上すると考えています。

チームで目標を掲げて取り組むことの意義

印象に残っているのは、約2年前に対応した入札です。私がこれまで経験したことがない大型案件だったので、当社はもちろんほかの事業者も真剣勝負。私も「絶対に勝ち取りたい」という思いで、入札対応メンバーと連携しながら提案書のブラッシュアップやプレゼンテーションの練習をする日々でした。1％でも勝率を上げられるように知恵を絞り、自問自答を繰り返しながら進めていくことは、もちろん簡単なことではありません。しかし、その過程でチームみんなが一つの目標に向かって進んでいくことの大切さや、諦めずに仕事に向き合う姿勢、悔いのない提案書が自信をもたらすことなどを学び、大きな財産になったと感じています。結果、無事落札もでき、これまで経験したことがない達成感と感動を覚えました。