本日は、人財企画課Kマネージャーの連載コラム、仕事と人生に効くヒントをお届けします。

今回は、多様な人たちとコミュニケーションを行う上で重要な、「言葉」の使い方に関するヒントです。

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ドラッカー名言集にあるソクラテスの言葉

皆さんは「大工と話すときは大工の言葉を使え」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉で、現代経営学やマネジメントの父とされるピーター・F・ドラッカーの名言集で取り上げられているものです。
この言葉は、一見シンプルですが、コミュニケーションの本質を見事に捉えています。

コミュニケーションは受け手の言葉を使う

「大工と話すときは大工の言葉を使え」とは、相手の立場や専門性に合わせた言葉で話さなければ、コミュニケーションが成立しないということを表しています。
大工は専門用語を話すため、大工と話すときは専門用語で話すことが必要です。
一方で、大工の専門用語で分野の違う人に話しかけても、相手は理解できないでしょう。
この名言が教えてくれるのは、「コミュニケーションを成立させるのは話し手ではなく、聞き手である」というコミュニケーションのポイントです。
つまり、相手に伝わるように話すためには、相手の視点に立ち、その人が理解しやすい言葉を選ぶ必要があるのです。

言葉は2層構造

さらに、この言葉には、言葉は2層構造という考え方が含まれています。

1. 誰にでもわかる言葉の階層
 これは、例えば小学5年生でも理解できるような、シンプルで普遍的な言葉を指します。
2. その人だからわかる言葉の階層
 こちらは、ある特定の分野や趣味、仕事で使われる専門用語や固有の表現を指します。

コミュニケーションを成功させるには、まず誰にでも理解できる言葉を使いながら、必要に応じて相手に合わせた言葉を選ぶことが大切です。

この名言から学ぶべきこと

私たちはコミュニケーションにおいて相手が理解してくれない時、「相手の理解力不足」と思い、受け手の問題だと考えがちです。
ですが実は、相手の言葉で話していないことによるコミュニケーションギャップなのかもしれません。
大変古い言葉ですが、その言葉の中には学ぶべき点があるように思います。

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いかがでしたか?
コミュニケーションを円滑にするために大きなヒントになる考え方ですね。
例えば社内でプロジェクトを進める際、専門知識が豊富なチームメンバーには具体的な技術用語を使い、逆に別部署のメンバーやお客様に対しては誰にでもわかる言葉に置き換えて説明するなどの工夫ができそうです。

私たち日本データーは社員同士やお客様との対話を大事にしています。
「相手に寄り添うコミュニケーションを大切にしたい」と考えている方、ぜひ私たちの仲間になりませんか?
ピーター・ドラッカーの名言を現代の職場で活かしながら、私たちと一緒に新しい価値を生み出していきましょう!

次回のコラムもお楽しみに✨