こんにちは!システム事業本部IT教育・技術支援部のBです。
先日、兵庫県立千種高等学校にて、生成AIを活用したワークショップを実施しました!

当社では、地域の高等学校や大学との連携を通じて、IT教育支援にも取り組んでいます。今回のワークショップは、同じシステム事業本部のOさんが千種高校の先生から「生徒向けに、生成AIの少し踏み込んだ活用方法を学べる研修をお願いできないか」とご相談をいただいたことがきっかけでした。
Oさんから相談を受けた私Bは、早速先生と打ち合わせをさせていただきました。先生は生徒の生成AIの利活用を推進されており、生徒への教育にも非常に熱心な方。打ち合わせの場でも、その熱意がひしひしと伝わってきました。

打ち合わせの結果、今回の研修テーマは以下に決定🎊
「AIと一緒に“未来のサービス”を形にしてみよう」

起業家を目指す視点で、日常生活の課題を見つけ、それをサービス化するアイデアを生成AIと一緒に考えるワークショップを行うことになりました。

教材も生成AIで!効率的な準備

せっかくの生成AIの研修です。IT教育・技術支援部では、教材作成にも生成AIを活用し業務効率化してみました。
プロンプトを工夫することで、わずか数分で教材の骨子が完成し、挿絵の生成も含めて15分ほどで準備が整いました!
もちろんこの後、人間による情報確認や研修資料への反映は必要でしたが、生成AIのなかった頃に比べて随分と時間短縮となりました。

ワークショップ当日:高校生が未来のサービスを考える

2025年10月22日(水)、OとBが千種高校を訪問。 
5・6時間目の2コマを使って、生成AIを活用したワークショップを実施しました。 
最初は緊張していた生徒たちも、テーマに触れるうちに徐々にアイデアが広がり、6つのグループに分かれて「未来のサービス」を考える作業に取り組みました。

グループワーク中。AIと対話しながらアイデアが具体化していきます。

テーマが決まったところで、各グループは生成AIを使い、サービスのターゲットやキャッチコピー、運用上の課題などについて、さまざまなプロンプトを入力。AIとの対話を通じてアイデアを深めながら、生成AIの活用方法を実際に体験しました。 
休憩を挟んだ後は、各グループがサービスの概要や魅力を発表。聞いている生徒たちは「欲しい!」と思ったサービスに投票し、最終的に「1.期限マスターサービス」と「6.助けて!保健室」が同票で1位となりました。 

6つのグループが順番に未来のサービスを発表!

💡生徒たちが考えたサービス💻 

  1. 期限マスターサービス
    クラス全員が課題を期限内に提出できるよう支援するサービス
  2. 掃除ロボットサービス
    ルンバにスケジュールを入れて、学校内を掃除するサービス
  3. 半日授業サービス
    1日授業ではなく、半日にして効率的に学習を行うサービス
  4. 掃除自動化サービス
    ゴミ箱がいっぱいになったら通知するサービス
  5. 学習支援サービス
    個別の学力不足を分析し、サポートしてくれるサービス
  6. 助けて!保健室
    保健室の空き状況を確認し、サポーターも含めて予約できるサービス

「私も起業家を目指します!」

発表後、生徒から「生成AIを使って、私も起業家を目指します!」という言葉まで飛び出し私たちも感無量😂 
今回の研修を通じて、生成AIの可能性を体感してもらえたこと、そして未来を考えるきっかけになったことを嬉しく思います。 
ご協力いただいた千種高校の先生方、そして参加してくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございました! 
この研修をきっかけに、さらに生成AIを活用し、日常の課題解決に取り組んでいただけたら…と思います。 
※千種高校のブログ:千種高校 (ブログ) – 兵庫県立 千種高等学校 

💡IT教育・技術支援部の取り組み

IT・教育支援部では、社内の研修を担当したり、今回のように地域や若い世代とのつながりを大切に、IT技術やAIの活用について研修をさせていただいています。 
「エンジニアってどんな仕事?」「AIってどう使うの?」と気になっている方、これからもこちらのブログで私たちの取り組みをご紹介していきますので、また見に来てくださいね♪ 
※過去の研修など、こちらよりご確認いただけます! 

そして、就活生の皆さん! 
「エンジニアが気になる!」「私にもできるのかな?」と思っている方は、ぜひお気軽に会社説明会にご参加くださいね👇
お待ちしております。 
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