本日は、人財企画課のTさんによる連載コラム、「ホスピタリティの基本」をお届けします✨

この連載では、応対接遇の名物講師であるTさんが、ホスピタリティの心についてお伝えします。

今回のテーマは、聞き慣れない言葉、「内部顧客」です。

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「内部顧客」 
~自分以外は、すべてお客様(ホスピタリティのお相手)と考えること~

あなたにとって「顧客」とは、と聞かれたら、あなたはなんと答えますか。

「顧客」というと、来社されるお客様(外部顧客)を真っ先に思い浮かべますが、同じ会社の社員も実は大切なお客様(ホスピタリティの相手)なのです。

「内部顧客」は外部顧客に対比して使用される言葉ですが、これは「自分以外は、すべてお客様と考えること」なので、同じ社員でも「顧客」です。

そして「内部顧客を満足させることは、最終的に外部顧客の満足につながる」と考えられています。


どのようなことなのか、ホスピタリティの概念をもとに考えてみましょう。

「ホスピタリティ」とは、相手を思いやり、相手の立場を理解し行動することで、お互いの心が満たされ、気持ちの良い関係を持つことであり、それによって快適な環境が作り出されることです。

これを同じ会社の社員同士に当てはめてみると、

社員がお互いを尊重し、助け合いながら業務を行っていくことで、職場内は「うれしい」「ありがとう」の気持ちに満たされていく。
そのことは快適な環境を作り出し、堅実な組織運営へとつながり、信頼される会社に成長していく。
信頼される会社は他社からも信用され、ひいては外部の顧客を満足させることへとつながっていく。

と考えられますね。

仲間を大切に思い、信頼、尊重し合う職場であることは、すべての基礎となっているのですね。
そこで、応対研修でもこの「内部顧客」の考えに焦点を当てた研修を取り入れています。

次回のコラムでは、10月にI市役所の新卒者向けに実施した応対研修から、研修での気づきも含めて、お伝えしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに。

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自分以外はすべてお客様、つまり社員同士でもお客様と考えるとは、目から鱗でした👀
次回のコラムもお楽しみに✨