「すべては、ひとから」がブランドスローガン。人材を「人財」として考える日本データーでは、新卒社員が1日も早く職場の環境や仕事に慣れ、いきいきと働けるよう、事業部ごとに新卒社員研修を行っています。

4月8日から12日の5日間に行われた公共福祉の研修最終日を取材しました。

自治体の介護保険業務の受託で業界トップシェア※の公共福祉事業。ほかにも、国民健康保険、後期高齢者医療、子育て、保育、税務、市民課業務など、さまざまな事務、窓口サービスを受託しています。(※令和元年 総務省HP民間委託における各事業別資料より)

この研修では、基礎知識から公共福祉の根幹業務に関する研修まで、新卒社員の皆さんに、じっくり、しっかり学んでいただきます。また、ゲーム形式の学びや、ロールプレイによる練習、先輩の経験談なども盛り込まれ、全体として変化に富んだ構成の研修になっています。そのいくつかをご紹介します。

みんなで盛り上がった!『情報整理ゲーム』

2つのチームに分かれ「地図作り」を競う、ゲーム形式の研修です。

各メンバーは、配られた情報から必要なものをチームに提供。それらの情報をみんなで統合して1つの地図を完成させます。

他のメンバーからの情報と照らし合わせながら、自分の情報を正しく取捨選択できるか、地図のイメージをチーム全体でうまく共有できるかがポイントですが、これが結構難しい!

終了後には、「途中までできた!😊」「最後までわからない部分が残った〜😫」などの感想が飛び交いました。

楽しみながらも情報整理の難しさを体験できたようです。

ロールプレイで実体験。『市民様対応のコツ』

ロールプレイとは、実際の場面を想定して役割を演じながら行う練習方法です。

市民様役と一次応対役の2人1組で対応練習をしました。市民様が何の手続きをしたいのかを正確に聞き取り、担当窓口を正しく案内するのが一次応対役のミッションです。

皆さんにとっては、初の対応体験だったのではないでしょうか。たどたどしい説明に、はじめは見ているほうもちょっぴりハラハラしましたが、さすがに若い人は上達が早い!すぐに上手になりました👏👏👏

それでも時折、言い間違えなどがあると爆笑❗️❗️ 真剣な中にも楽しげな練習風景でした。

講師からは、「言葉遣いを意識した丁寧な対応がコツ。それによって信頼を得られる」との説明がありました。

これが聞きたかった!『先輩の経験談』

新卒社員と年齢の近い先輩社員二人が、職場での経験から、「社会人として知っておくと一歩リードできること」を考え、伝えてくれました。その内容とは…

  1. 責任:「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」をすることでミスを回避したり、小さく抑えられたりできる。
  2. 人間関係:価値観の違う人、合わないと感じる人と接するのは難しいけれど、やり方しだいで自分が成長できる。
  3. お金:行政からお金をいただいている私たちは、公務員よりも公務員らしくしなければならない。

また、「職場にどんな服装で行ったらいいか悩んだ」という、先輩の新人時代の思い出話や、「どんな後輩が好感を持ってもらえると思いますか?」という新卒社員への問いかけなどもあり、終始なごやかな雰囲気の研修でした❤️

最後には、新卒社員の皆さんに、こんな言葉が贈られました。

🌷「新しい環境に身体的にも、精神的にも疲れてしまうことがあると思いますが、それは仕事に向き合って頑張っている証拠です」

🌷「自分の考えだけに捉われず、自己分析をしたり先輩に相談したりするなどして、客観的な意見を取り入れてください」

そして、日本データーの経営理念のひとつ「遊ぶ時は遊ぶ やるときはやる」についても触れました。「遊ぶ時には思いっきり遊んで心身をリフレッシュ。それによって仕事のパフォーマンスも上がる」というのが基本にある考え。活発な部活動や会社主催の楽しいイベントが多いことからも、この理念が浸透していることがわかると思います。

新卒社員研修の内容は、毎年ブラッシュアップされ、本部担当と担当講師が長い時間をかけて準備しています。それもひとえに新卒社員が職場でとまどうことなく、のびのびと自分の力を発揮し活躍してくれることを願っているから。

全体を通して新卒社員の皆さんも、仲間や先輩、そして管理者たちが自分たちを見守り、応援していることを感じていただけたのではないでしょうか。

日本データーでは、一人ひとりが繋がって支え合い、喜びにあふれた未来を一緒に紡いでいきます。