本日は、人財企画課Kマネージャーの連載コラム、仕事と人生に効くヒントをお届けします。

今回はコミュニケーションを円滑にするためのヒント、「I(アイ)メッセージ」についてです。

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「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」

Iメッセージという言葉をご存じでしょうか。
これは、人間関係におけるコミュニケーションを円滑に行うために大変有効とされるものです。

Iメッセージとは、私を主語にしたメッセージのことです。
IメッセージのIは、英語のI(私)の意味ですね。
これとは反対にYOUメッセージというものもあり、(あなた)を主語にしたメッセージのことです。

簡単な例を挙げてみましょう。

約束時間に連絡もなく遅れてきた相手に、
(Iメッセージ)「(私は)連絡が欲しかったな。」
(YOUメッセージ)「(あなたは)連絡ぐらいしてよ。」

となります。どうでしょうか、随分感じが違うものですね。

臨機応変に使い分けて良い人間関係を

勿論、どちらにもメリットとデメリットがあります。
Iメッセージは、柔らかい表現になるというメリットがありますが、相手に指示できないなどのデメリットがあります。
YOUメッセージはその逆で、明確に要求や指摘を伝えることができる反面、相手に責められているような印象を与える可能性があります。

どちらが良いかはケースバイケースだと思いますが、知識として知っているだけでも随分コミュニケーションに幅が出ますね。
大切なのは、状況に応じて使い分けることです。
YOUメッセージでは相手を責めたり、要求したりという形になりやすいのですが、Iメッセージでは、互いを尊重した関係の構築が望めるようです。

ぜひ使い分けて良い人間関係の構築の一助になればいいですね。

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IメッセージとYOUメッセージ、比べてみれば差は明らかですね。

チームとして働く中では、時に意見が食い違ったり、相手に注意を伝えなければならない場面もあります。
そんなとき、相手を尊重しながら自分の気持ちや意見を伝える「Iメッセージ」を意識することで、余計な衝突を防ぎ、良好な人間関係を築くことができます。
つい感情的になってしまいそうな場面でも、Iメッセージを使うことで、相手との信頼関係を深めるきっかけになるかもしれません。

日本データーでは、社員同士の円滑なコミュニケーションを大事にしながら、共に成長できる環境づくりを心がけています。

次回のコラムもお楽しみに✨