本日は、人財企画課のTさんによる連載コラム、「ホスピタリティの基本」をお届けします✨

この連載では、応対接遇の名物講師であるTさんが、ホスピタリティの心についてお伝えします。

今回のテーマは、前回の「内部顧客」の満足がいかに「外部顧客」の満足につながるか、です。

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本日は、外部顧客であるI市役所の職員様向けに、日本データーの応対研修をすることになった経緯をお話しいたします。

I市役所の新卒者向けの応対研修は、かれこれ10年以上前から実施しています。

I市役所の2階「国民健康課」は日本データーが受託させていただいているのですが、あるとき、市民の方より国民健康課宛に「窓口での応対が素晴らしい」とお褒めの言葉が届いたそうです。

そこで、I市役所の人事の方から日本データーに相談が持ち掛けられました。

「I市役所に来られる市民の方は、市役所で勤務する職員はすべてI市役所の職員と思って来庁されます。
それで、日本データーさんの窓口だけが素晴らしいというわけにはいかないのですが、日本データーの社員さんはどのような研修を受けて、本庁に配属となるのですか」

とおっしゃるので、

「中途採用の新入社員は4日間の研修を受けますが、そのうちの1日半を応対接遇研修に費やします」

とお伝えしたところ、

「では、うちの新人にもぜひ、お願いします」ということになったのです。

コロナの影響で実施できないときもありましたが、年2回、4月と10月にI市役所に入られる職員の方を対象に、短縮版にはなりますが、当社で実施している「応対接遇研修」を実施してきました。

こうして、10年の時が経過してもI市役所の皆さんとの信頼関係が保たれていることは、I市役所 国民健康課での日本データー従業員の助け合って働く誠実な仕事ぶりが、市民の方はもとより、共に働く市役所の皆さんにも伝わっているということであり、前回のコラムでお伝えした「内部顧客を満足させることは、最終的に外部顧客の満足につながる」を証明しているといえます。

I市役所 国民健康課で働く日本データーの仲間を誇りに思いながら、10月の研修をいたしました。

次回は、市役所の職員様の研修からの気づきをお伝えして参ります。

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日本データー社員の働きぶりは、まずは内部顧客を、そしてその先の外部顧客まで満足させるものだったのですね。
それを可能にする応対接遇研修の質の高さも日本データーの強みです。
次回のコラムもお楽しみに✨