VulnScan as a Service
Webアプリケーションに特化した
脆弱性診断サービスをご提供します。
百年に一度と言われている大不況の中、ITにかかるコストカットは急務な課題となっています。しかし、単なるコストカットでは、実業務に支障をきたしたり、景気回復基調になった際のIT再投資に準備期間を要し、結果的に競合他社に差をつけられてしまうというリスクを抱える事になります。結果的に単なるITの大幅コストカットだけでは企業の生命線を絶つ危険と背中合わせの状況と言えるでしょう。NDCは、最新のITテクノロジーである「仮想化ソリューション」を駆使して企業のITサービスレベルを低下させる事無く大幅なコストカットを実現しています。NDCが提案するシステムは、顧客の要望を超えた、顧客に真に最良のソリューションを提供します。
N社では、会計システムである基幹業務サーバーをはじめ、社内イントラシステム、WEBサーバー、ウィルス対策サーバーなどを4~5年前に刷新し利用してきました。2008年、基幹サーバーのリースアップや、他のサーバー群の見直しにともない、それまで12台あったこれらのサーバーを、マイクロソフト社の仮想サーバー3台へ移行し、システム更改時の大幅なコストカットと、これまでの以上の耐障害性を実現しました。
実際には、個々のシステムを改めて一からインストールするのではなく、旧サーバーの仮想イメージを作成し、移行後の仮想サーバー上に元の旧サーバー環境のままで稼働させています。また、3台の内いずれか1台の仮想サーバーに致命的なハード障害がありハードを停止せざるを得ない事態が発生しても、残りの2台の仮想サーバーで継続的に運用が可能なシステムとしました。
これにより、サーバー12台が3台になる事による初期費用の大幅な削減と電気代などのランニング費用の低減、さらには、これまではハードウェアの故障などにより代替サーバーでサービスを再開する場合には、半日から2日程度を要していた障害復旧時間も、最大でも1時間以内と大きく短縮する事が出来、大幅なコストカットと従来以上の可用性を高める事を実現しました。
K社では、各種ITサービスを、社内ユーザー向けはもちろんの事、同業他社へサービスを提供したり、一般消費者向けにもオンラインサービスの提供をしています。特に一般消費者向けのオンラインサービスでは、定期的に新しいサービスを提供し、旧サービスについては一定期間後に終了させるなど、めまぐるしいシステムの入替が発生しています。
従来は、それぞれのシステム毎に、高可用性のクラスターシステムを構成しサービスを提供していました。しかし、時代の流れが速く変化の激しい現代では、それぞれのオンラインサービスシステムの利用者数が常に変化し、状況によりシステムを増強し、時にはハードの入替まで必要とされてきました。そのような場合においては、最新ハードウェアが旧来のOSに対応していない為にシステム修正も必要になるなど、システム・ハードウェアリソースの配置に多大な労力を要していました。そこで、マイクロソフト社Hyper-Vのフェイルオーバークラスタリングによる仮想化を行い、旧サービスのサービス終了まで、最低限のシステムリソースで運営する事を可能としました。
また、新システムにおいては、システム負荷状況に応じて、ハードウェアのリソースを簡単に変更出来るようになり、今後のシステム投資を最適に行う事も出来るようになりました。さらに、K社ではサーバー台数の半減による初期のハードウェア導入費用削減はもちろんの事、今後データーセンターのラックを半減する事で、さらなるランニングコストのカットを計画しています。
H社では、J-SOXに対応すべくドキュメント化から運用までカバーする専用ソフトウェアの購入を計画していました。しかしながら、専用ソフトの為に高額で、年に数回程度しか利用しないユーザーまで含めると50ユーザー以上のライセンス購入が必要であり、予算枠の20ユーザーのライセンス購入費用から2倍以上の開きがありました。
そこで、当社では該当のアプリケーションソフトそのものと、その使用許諾書より仮想化技術が適用できる事を確認した上で、仮想化によるアプリケーション利用を提案し、予算内で納める事を実現しました。具体的には、仮想サーバー上にゲストOSとして該当アプリケーションをインストールしたクライアントPCを稼働させ、必要な利用者だけが利用すると言うシンプルなものです。H社では今後、物理的なPC1台に同時共存不可能な自社業務アプリケーションの利用にも仮想化技術を利用する予定です。