仮想化ソリューション
SI技術と個々の製品に特化したノウハウで細やかなソリューションを提供
日本社会が抱える問題を解決する手段として、政府はIT化及びロボット化による生産性向上を打ち出しました。客観的に見たこれらの施策が生み出す効果として、「GDP増加・人材不足の解消・国際競争力の増強」などが考えられ、日本の将来の問題を大きく改善させる可能性があります。これら国家主導の戦略にしっかりと足並みを揃え、速やかに実行する事が当社においても重要であるとの認識に至りました。
変革の原動力は正しい知見と若さに代表されるエネルギーですが、これらを養成するための教育カリキュラムは、なかなか実際のビジネス現場からのニーズを反映させることが難しいのが現状です。
政府がロボット化や先端技術における産学官連携を強く推進する理由がここにあり、当社も同じ見解に立っております。また、産学官の連携という事業は学校と企業、そして自治体が手を取り合って進めていく必要がある事は論を待ちません。そして、これらの学校・自治体・企業(病院や製造現場)は全て当社の主要顧客でもあります。最もヒアリングや意見交換・提案等を行いやすい位置にいる当社にとって、このロボット化への産学官連携を進めることは最も大きな社会貢献になるばかりでなく、当社をこれまで支えてきてくださった多くの企業団体へのご恩返しにもなると考えております。
企業様: ロボット企業の中でも高度な技術を有する企業様と技術提携し、オープンソース化可能な教材や商材を共同開発します。
大学様: AIやロボット分野で先行する大学様と情報連携し、教育標準化に向けたカリキュラムの作成等を協力して行うとともに、研究成果は論文として発表を盛んに行います。また、教育機関向けロボット学習教材をハードと教科書の両面で展開し、より実践的なロボット学習が教育現場で行えるようにします。
(技術顧問:兵庫県立大学名誉教授 力宗幸男氏)
官公庁様: 総務省、経済産業省からご指導・助言、情報提供をいただき、文部科学省と連携しながら教育教材企画とカリキュラムの作成を行います。また、先進技術教育の導入において先行している学校や自治体様から情報提供をいただきながらカリキュラム導入計画を作成します。
また、様々な機関からAI・ロボット開発の知見を収集し、より先進的な事例に肉薄できる高度な教材及び教育カリキュラムとすることを目指すとともに、大学や高専だけでなく地域職業訓練校などと連携し、これらの教材の利活用を目指します。
作成された教育カリキュラムは文科省、経産省、総務省などの省庁から政府指針とのズレが無いかを検証していただき、版を重ねるごとにより連携成果の高いものを目指します。
また、教材やカリキュラムは作りっぱなしにするのではなく、学校様や自治体様からの導入効果のフィードバックをもとに、より効果の高いものへと継続的に改善を行います。
人材だけが輩出されても、人材を活用する現場に準備が無ければ、水の泡になってしまいかねません。現場のロボット導入やロボット開発のお手伝いをし、産業界のロボット化を推進する動きも産学官連携においては欠かせない要素と考えられます。
ロボット化すべき製造ラインや今後AI化されるべき部門などのロボット化の啓蒙を、講習や実演を通じてサポートさせていただきます。
これらの連携成果は、1企業の利益や1大学の先進的な研究論文に留まらず、日本全体の公益にかなったもので無くてはなりません。一番苦労をした人や団体が利益を享受する事は当然として、それが長く独占されるような結果になってしまっては全く意味がありません。1大学やいくつかの大学ではなく、日本中の津々浦々の学校にまで知見が行きわたるようにしなければならないと考えます。
日本データーは日本中の隅々までロボット化・効率化される社会実現に向け、高効率化と生産性向上に貢献いたします。社会と共に国家とともに日本の成長に資する企業として尽力し、「日本の発展の陰に日本データー有り」と言われるような企業への成長を目指します。そして、第2の50年を更なる成長と発展の50年として位置づけ、より存在意義を高めて行く決意です。